最強の2人

今、話題の映画「最強の2人」をご存知ですか？

事故で頸椎を損傷し、首から下が麻痺しているために全身の介護が必要な大富豪フィリップと、ひょんなことから介護人として住み込みで働くようになったスラム街出身の黒人青年ドリスが、友情を育んでいくストーリーです。

前評判を聞いて面白そうだったので、早速、友人のSちゃんと観に行ってきました。

お金の有無や肌の色など境遇とは関係なしに、同じ一人の人間として分かり合い、友情が深まっていく。そして最後には、心がジーンとする場面が映し出され・・・思わず涙がほろり。

人は一人では強くなれないけれど、分かり合える友人がいれば、強く、そして楽しく生きていけるんだなあと、心がほんわりし、爽やかな気分になれました。この映画は、なんと実話をもとに描かれているんですよ。

心の洗濯をしたい方には、お勧めの映画です。

映画で心が満たされ、お腹を満たそうとランチの店を探していた時、友人の車がタクシーに接触されるというアクシデントに遭遇しました。幸い、怪我をするような事故ではなかったのですが、せっかくの映画の感動もどこへやら！

どう対処していいか、考えあぐねている時に、たまたまおまわりさんが通りかかり、すぐに事故処理がされ、相手方のタクシー運転手とのやりとりも、２人で協力しながらこなすことができました。

事故発生から終了するまでに１時間余り。2人とも安心感と、のどの渇きと空腹でぐったり。

深いため息をつきたい気分でしたが、ここで見方を変えることが大事かなと思い直しました。

先方に腹を立てても仕方のないこと。それよりも怪我もなく、更には、運良くおまわりさんが通りかかり、スムーズにことが済んだことはラッキーだったかも。そして、この日のことは、2人の忘れられない記憶に残るはずです。

大変な状況を経験し、2人で乗り越えたこと（ちょっと大げさですが、女子2人でほんと心細かったんですよ）で、更に友情が深まったように感じています。私とSちゃんは、「最強の2人」かもしれません（笑）。

嬉しい時は喜びは2倍に、辛い時には悲しみが半分にしてくれる友人の存在。

Sちゃんは私が開催しているワークショップを、良い活動だと評価してくれて、時間の許す限り参加してくれています。

友人であり、私の良き理解者の一人です。

あなたは誰と「最強の2人」ですか？

ようやく暑さも和らぎ、秋の気配を感じます。夕空を眺めてみたことがありますか。