忘れられない親子丼の味

気がつくと4月下旬。街中のあちこちで桜が開花しています。GWには満開の桜が楽しめそうですね♡
ただ、この季節は日によって気温差が激しく、体調管理が難しいです。みなさん、お元気でお過ごしでしょうか?

前回のブログに書いたとおり、私は2月に、インフルエンザでダウン。高熱が下がってからも、しばらく体調が優れず、なかなか本来の調子が戻らずに過ごしていました。昨年の6月に最愛の母を亡くした後、悲しみを感じながらも、主婦として滞りなく家事をこなそうと気力で頑張っていたのが、インフルエンザをきっかけに、一気に疲れが噴き出してしまった気がしています。

「一体いつになったら元気になれるんだろう?」と不安を感じた時もありましたが、その後、少しづつ回復し、最近は笑顔で過ごせるようになりました!

さて、今日の話題は親子丼。家庭の味として、定番のメニューかなと思います。私の母もよく、親子丼を作ってくれました。でも、今回お伝えするのは、母の味ではないんです。

先月のこと、私は、弱って固くなっていた体を少しでもほぐしてもらおうと、整体の施術を受けに行きました。
全身のコリがほぐれ、体は楽になったのですが、回復時に起きる好転反応なのか?ひどいだるさと眠気におそわれました。夕方、自宅に帰宅したときにはバタンキュー。

春休みで家にいた双子男子(17歳)に「夕ご飯は作れないから、適当に食べて。何か買ってきてもいいし、冷蔵庫には納豆、卵、鶏肉は入ってるから」と言い残し、私はそのまま布団に倒れこみました。

しばらく眠った後、のどが渇き、2階から1階のリビングへ降りていくと、部屋の中には煮物のいい香りが漂っていました。リビングにいたRに聞くと「Kが親子丼を作ってくれた」と言ったのでびっくり!
定番メニューの親子丼ですが、私はあまり作ったことはないし、Kに作り方を教えたこともなかったからです。(あとでKに聞くと、卵と鶏肉があるというので、ネットで調べて作ってみようと思ったらしいです)

親子丼の味が気になりながらも、その日は食欲がなくて食べられず、翌朝に食べてみました。玉ねぎ、鶏肉、卵の他に、しめじも入った具たくさんの親子丼。なかなかの出来栄えに思わず、顔がほころびました。そして、思いました。
「そっかー、体調悪い時は無理しないで、子供に任しちゃって良いんだ。もう、それができる歳になったんだなあ」と。

その後、寝坊して遅く起きてきたKに「すごく嬉しかったし、美味しくて幸せな気持ちになったよ。」と感謝の思いを伝えると、少し照れながらも、嬉しそうな表情をしていました。

前回書いたジャガイモのスープ!と今回の親子丼は、インフルエンザの辛い記憶と共に、心の中にずっと残る思い出の味になりそうです。

元気を取り戻した私は函館へ。これは海沿いのカフェから撮った写真です。自然は美しいですねえ♡
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