先生に感謝です

あっという間に季節は冬。前回のブログから5ヶ月もご無沙汰してしまいました。みなさん、お変わりなくお過ごしでしたか?
私はいろいろあって、少々ダウンしていましたが、ようやく元気が戻ってきたこの頃です。

実は高専に通う息子のKが、ちょっとした騒動を巻き起こしました!騒動については、ほとぼりが冷めて、笑い話にできるようになった時に、お伝えできればと思っています。

その騒動の関係で、担任のT先生と面談したときの話です。
Kは、事前に準備することが不得手で、出たとこ勝負ですり抜けるタイプの子です。多分、学校のテスト勉強も一夜漬け。
でも、高専の4年生にもなると、かなり勉強も難しくなり、今までサボりがちのKにとって、学業の負担が大きく感じられて、自分に自信をなくしてしまっている様子でした。

そんなKに、T先生は「自分もKと同じでギリギリまで準備しないタイプで、明日の授業の準備もまだしていない。反対に、自分の奥さんはしっかり準備するタイプだけど、その分、突然のハプニングには弱いという面がある。いつも準備しない人は、慣れているからハプニングにもへっちゃらという強みもあるんだよ。」と励ましてくれたのです。それを聞いていたKの顔には、安堵の表情が現れました。

確かに、ちょっとのハプニングでも動揺する私と違って、Kは多少のことでは動じない落ち着きがあるなあと感じたことが、何度かありました。そういうことだったんだと妙にガッテン!

今まで、事前にしっかり準備することが良いことで、(時間があるのに)ギリギリまで準備しないことは悪いことだと決めつけていた私ですが、違う見方もあるんだと気づかされました。マイナスに見えることも、見方によっては強みになるんだと、新鮮な驚きでした。

更に先生は、「何とかなる、悲観することないよ。Kならやれると思う。先生のこと、頼ってくれよ。」と、言ってくださったのです。自分一人では、なかなか勉強に取り組めないことに悩んでいたKにとっては、心強いメッセージだったと思います。
親としても、本当にありがたいお言葉でした。(特にKは、家を離れ、寮生活をしていますから)

年齢が高くなるにつれて、親が子どもにできることは、どんどん少なくなっていきますし、親ではない第三者の方が、良い場合も多くあるような気がします。
今回改めて、子どもは親だけでなく、いろいろな人の力を借りながら、成長して、大人になっていくのだなあと実感しました。

先生の温かい励ましのおかげで、Kはもう少し頑張ってみようという意欲も出てきたようです。本当にT先生には感謝、感謝の一言です。そして私は、親は子どもとどう関わって、何をしたらいいのかを、もう一度考える良い機会になりました。

ある友人が、私に「子どものことで悩めるのは幸せだよ。仕事や人間関係(他人)は嫌なら逃げられるけれど、自分の子どものことは逃げられないからこそ、体にしみて、学びが深くなると思うよ。」と言ってくれたのですが、なかなか深いお言葉。

これから先も、子どものことで想定外のことが起きるのでしょうが、迷い、悩みながらも、それが自らの成長につながることを信じて、やるっきゃないなあと覚悟を決めた最近の私です。親業?も楽でないですねえ(苦笑)。

これは、ある農園レストランのランチプレート!とっても美味しかったです。時々は自分にご褒美をあげなくっちゃ。
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