１／２成人式

皆さんは１／２成人式ってご存知ですか。私はつい最近知りました。
成人式の１／２、つまり10歳を祝うイベントです。

先日、小４の双子の通う小学校でその会が開かれたので、出席しました。
体育館に5クラス170名程の4年生が集まり、親の前で歌を披露したり、１年間の思い出を語るなどした後、「未成年の主張」と言うものがありました。各クラスの代表１名が自分の想いを伝える場です。

その中の一人の女の子の主張に思わず涙がポロリ。

『自分には感謝したい人がいる、それはお母さん。なぜなら、お母さんはいつも私の話を聞いてくれる。嬉しい時には一緒に喜んでくれるし、困っている時には一緒に考えてくれる存在。お母さんは自分を照らしてくれる太陽です』と体を揺らしながら大きな声で発表したのです。

なんて素敵なお母さん！それに引き換え私は・・・。

実はその前日、私は中２の娘の小さなミスに対して、感情的になり、強く責める言葉を投げかけてしまっていたのです。
翌日、冷静になって考えて、自分を情けなく思う気持ちを抱きながら出席した１／２成人式での子供の主張。
ストレートに私の心に響きました。

私も子供を照らす太陽でありたい、そう思っているのに、昨日の私はまるで北風のように冷たかった。
申し訳ない気持ちで一杯になり、何度もハンカチで目を拭いました。

涙とともに、今の未熟な自分を素直に認められ、心の中でごめんねと言えた時、心の中のおもりが解けて軽くなりました。
そして、日々成長できるように努力していこうと思えている自分を発見しました

この気持ちの切り替えも自己尊重トレーニングの積み重ねかもしれません。

「できない自分を反省するのは大事ですが、いつまでも自分を責めていたら自己嫌悪感が増してしまいます。
できなかったけれど、そうしたいと思っている気持ちに焦点をあてて、できるようにしようと思う前向きな心を褒めて、受けとめて行く。そうすれば、自己嫌悪の気持ちから離れられるんです」と言うことをワークでもお伝えしています。

昨日の自分より、一歩でも前に進めるように、これからもあきらめずに太陽のような存在を目指して行きたいです。

皆さんはお子さんを照らせてますか？？

娘の大好きなスイートポテトを焼いて、仲直り？のおやつタイムです。