来週早々に、小学校を卒業する、我が家の双子たち。
それより一足早く、先日、サッカー少年団の卒団式が行われました。
ずっと野球が好きだった双子のRが、ひょんなきっかけからサッカー少年団に入ったのは5年生の春のこと。
冬期間、試合のない野球とは違い、冬は屋内競技のフットサルに移行するので、この2年間は、ほとんど休みなく過ごしてきたように思います。
多少の雨の日はもちろん、寒い北風が吹いても雪が降っても(冬、体育館が取れない時は雪上で練習です)、練習は休みになりません。時にはコーチに厳しく叱られながらも、仲間で励まし合って、最後まで頑張り抜いた6年生13人。
どの子もやり遂げた達成感を感じていたと思います。
サッカーは、パスをつないでゴールを決めるスポーツなので、チームワークがとても大切になってきます。
厳しい練習を共にし、そして仲間を信じてプレーしてきたことで培われた友情は、日々、強くなってきたように思われました。
子どもが得た友情と同じかそれ以上に、母親たちも友情を育めた気がします。
土日や夜の練習が遠くで行われる時は、順番で送迎をしたり、引率をすることもあり、親の出番も多く、正直大変な日々でした。
その労をねぎらうために卒団式の夜は、母親が集まって女子会?を開催。そこでの話の中で、こんな発言がありました。
Kさんは、当番で送迎することで、他の子どもたちとも顔見知りになり、仲良くなれたのが良かったと。
本当にその通り。少年団の子どもたちは自分の子どもと同じように可愛く思えますし、それが伝わるのか、参観で学校へ行った時などには、笑顔で挨拶してくれたり、時には手を振ってくれることもありました。
地域のコミュニティが希薄になっている現代において、いろんな大人が見守ってくれているという安心感は、子どもたちにとって貴重なものかもしれません。
またOさんは、「自分の子はベンチで応援することが多く、なかなか試合には出られなかったけれど、それでもやめることなく頑張り抜いて偉かったと思う。そんな風に頑張っている子どもの姿から元気をもらった」という話を教えてくれました。
スタメンの子もそうでない子も、そして、その親たちも、チームとして協力してやってきた結果が、全市3位という好成績につながったのだと思っています。
親の出番が多く、大変だと尻込みしていた少年団でしたが、大変さよりも得られたものの方がずっと大きかったです。
会に参加した全員の方が言われていました。「みなさんと知り合えて良かった。このメンバーに感謝しています。」と。
共感できる仲間の存在は、生活を豊かにしてくれるなあと改めて感じた時間でした。
春は心機一転、新しい気持ちになれる季節です。
もし、何か始めてみたいことがあれば、思いきって始めてみると、思った以上に得られるものがあるかもしれませんよ。
右が全市の大会,3位で頂いたトロフィーとメダルです。左の全道大会の区予選を勝ち抜いた時のものより大きくて、子どもは大喜び。優勝まであと一歩でしたが、最後まで諦めず、良いプレーを見せてくれました。
子どもたちには「感動させてくれて、ありがとう」