サッカーができる幸せ

2013年8月22日朝（現地では21日夜）、米の大リーグ、ヤンキースのイチロー選手が日米通算4000安打を達成したというニュースが流れました。これは大リーグで3人目の偉業だそうです。素晴らしい業績で、同じ日本人として嬉しくなるニュースですね。

そして、22日は我が家にとってもメモリアルな日。この日の午後は、中１の息子Rの心臓検査の日でした。

18日に行われる予定のサッカーの試合が、悪天候で22日に順延になっていたので、午前中は試合に参加。

私は、「もしかして、これがプレーする最後の姿になるかも？」とドキドキしながら、目の奥が痛くなるくらい真剣に、息子のプレーを目で追っていました。試合は4ー１で勝利。

私と息子は、嬉しさと落ちつかなさが混ぜこぜになった気持ちで、ゲーム後のミーティングをパスして急いで病院に向かいました。

病院では、まず身長と体重を計測、次に心電図検査、そして、検査室で心臓のエコー検査をしながら診察を受けました。その結果、医師からは「完全右脚ブロックの所見はあるけれど、それ自体は問題ではなく、他の病気の疑いもないので、生活で制限は必要ないし、もちろんサッカーも今まで通り続けて、大丈夫ですよ」と告げられました。

緊張していた私と息子は、肩の力が抜け、目を合わせてニッコリ。（少し後には、嬉しくて涙が出てきた私ですが・・・）

「健康にサッカーが続けられますように」と祈願札に書いた息子の願いが叶えられ、本当に良かったです。

私は、ほめ日記以外にも、日々の想いを綴る『3年日記』を付けています。

そして、時々振り返って読んでいますが、2年前の今頃、ある助産師の講演会に参加した感想を

「助産師が、子どもを産めずに亡くなった方や５歳の娘を残して亡くなった方などの映像を見せながら、『元気に産まれて、生き続けられることは奇跡です。』という話を聞かせてくれて、心が打たれた。今、3人の子どもが元気に育っていることは、当たり前ではなく、幸せなことなんだと気がついた」と書いていました。

偶然？そのページが目に入り、「生き続けられている奇跡の上に、サッカーという激しいスポーツができる健康体の息子は、なんて幸せなんだろう！」と、その講演を思い出し、今の状況に感謝する気持ちで一杯になりました。

いまだに、泥にまみれた洗濯物を前に、大騒ぎしている私ですが、今回のことで、今までとは違った心境で洗濯に取り組めそうな気がしています。息子がサッカーができてラッキー、ハッピー、そしてそれを応援できる私は幸せだなあと。

前回のブログで、息子の願いが叶うように祈って欲しい、とお願いしました。きっと多くの方が祈ってくださったんだろうと思います。この場を借りてお礼致します、みなさん、ありがとうございました♡

晴れたり雨が降ったりと変わりやすい天気のこの頃ですが、朝起きて、窓を開けたら虹が見えました。朝からラッキー！そして、この日はハッピーな１日でした。