じゃがいも料理の思い出

こんにちは。みなさん、お元気にお過ごしでしたか?
私は、2月の上旬にインフルエンザを発症!久しぶりの高熱と関節痛が辛かったです。健康が一番、と改めて痛感しています。

ところで、みなさん、じゃがいもは好きですか?ご家庭ではどんな風に調理して食べているでしょうか。
我が家では、肉じゃがとグラタンをよく作ります。そして時々、昔、母が作ってくれた懐かしの「いもだんご」を作って味わいます。じゃがいもの産地である十勝地方に住んでいたからなのか?休日のお昼が「いもだんご」という日がよくありました。何だか、昭和な感じですね(笑)。いもだんごを思い浮かべると、元気だった母(昨年76歳で逝去しました)を思い出し、寂しさを感じてしまう私です。

インフルエンザで寝込んでいた時のことですが、高2のRが、じゃがいも入りの生姜スープを作ってくれました。普段、全く調理をしない息子が、「風邪の時に体に良さそうかな?」とネットで調べてくれたようです。
3日間、少しの果物しか口にしていなかった私は、空腹だったので、とても楽しみに、まずはスープの中のじゃがいもを口にしたのですが……。
なんと、じゃがいもは生のまま。生のじゃがいもを食べた時の、なんとも言えない嫌な食感に、一気にテンションが下がりました。

息子が私のために作ってくれたことは、本当に嬉しかったのですが、その気持ちをきちんと伝える前に「どうして生のままなの?加熱しないとまずくて食べられないよ」と、不快な表情を浮かべながら、言ってしまいました。
聞くと、レシピは具なしのスープ(お椀に味噌とすり下ろした生姜を入れ、お湯を注ぐ)だったので、何か入れた方がいいかと思ってじゃがいもを切って入れたんだそうです。

工夫してくれようとした気持ちは分かりましたが、弱り切っていた私は、それを笑える心の余裕はありませんでした。
そんな私の様子を見て、息子も複雑な表情をしていました。

結局、小鍋に入れ、しばらく加熱しましたが、それを食べる頃には、息子は自分のご飯を食べ終えて、その場からいなくなっていました。せっかく息子が作ってくれたのに、心からのありがとうを言えず、一人で食べたスープは苦い思い出です。

この話を後日、友人にしたところ大笑いされました。そう、本当は笑える話だし、病気で寝込んでいる母親に高2の息子が料理してくれるという美談と言えるかも?

あー、それなのに。インフルエンザで弱っていたとは言え、息子を思いやる気持ちが欠けていた自分を反省。息子にはその日のうちに気持ちを伝えましたが、まだまだ未熟な自分に気がつき、情けない気持ちになりました。ふー。

しばらくはスープに入ったじゃがいもを見る度に、胸が痛みそうですが、未熟な自分を受け入れつつ、優しさと思いやりを忘れずに過ごしたい、と強く思うこの頃の私です。

インフルエンザ発症から1週間後。何とか、札幌雪まつりでゴスペルを歌うことができました。ステージがスウェーデン会場だったので、スウェーデンの国旗にちなんだ色のストール。白のダウンコートはこの日のために新調しました!お腹に二つ、背中に二つ、カイロを貼り、靴の中にも入れていたので、寒さは感じませんでした。国際的なイベントの雪まつり、その大雪像の前で歌えたことは、素敵な思い出になりました♡

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