知らなかった予防接種の怖さ

昨日、「薬、予防接種、健康」をテーマとした講演会に参加してきました。
保健師でありながら、知らなかった予防接種被害の現状を知り、衝撃を受け、色々と考えさせられました。

一番心が痛んだのはインフルエンザの予防接種を受け、失明した4年生の女の子の映像です。

この子は盲腸の手術を受けた10日後に、学校での集団接種を受けた後にショック状態となり、一命は取り留めたものの両眼失明の後遺症が残ってしまったそうです。
インタビューに対して、その当時を思い出しながら、「お母さんに手術をした事をちゃんと話すように言われていたのに、言えなかった自分が悪い」と言葉に詰まりながら語っていました。

視力を失った悲しみだけでなく、それが自分のせいだと責めている姿に、涙が止まりませんでした。
「あなたは何も悪くないよ、ちゃんと手術をしたことは問診票には書いていたんだから」とインタビューの方が伝えてくれていたのが救いでした。
失明した彼女と同じくらいに、きっとお母さんも悔やんでいるだろうなあと、同じ子供を持つ母としても切なくなりました。

みなさんは学校での集団予防接種の廃止の経緯となった前橋レポートと言う存在をご存知ですか?(私はこの講演会で初めて聞きました)

1979年群馬県前橋市の小学生男子がインフルエンザワクチンを接種後にけいれんを起こし、医師と医師会が国に後遺症の認定を申請したが、却下されてしまった。それに対して前橋市は集団予防接種を行う地域と行わない地域を設定して5年間徹底調査したところ、集団予防接種の効果はゼロと言う結果が出たそうです。

裁判で国は敗訴、これを受け1994年に予防接種法が改正され、学校での集団予防接種は廃止されたそうです。

もう一つは2008年3月7日に流れたアメリカABCニュースの映像です。

予防接種により自閉症になったとして損害賠償を求めた、Hannah Polingとその両親の訴えを、米国保健福祉省が補償することを認めたと言うニュースでした。たまたま、この子の父親は医者、そして母親は看護師で子供の様子をしっかり観察して、予防接種との関連性が証明されたようです。

予防接種と自閉症に関連があるとは聞いたこともありませんでした。

何が本当なのかは分かりませんが、自分でも勉強してみようと早速紹介された書籍を図書館に予約しました。
残念なことに今、図書館は休館中、3月2日の開館が待ち遠しいです。

ちなみに予約した本は
藤井俊介著「まちがいだらけの予防接種」
母里啓子著「インフルエンザ・ワクチンは打たないで」です。

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先日娘と一緒にあんまんを作ってみました。蒸したてはほかほかで美味しかったです。

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知らなかった予防接種の怖さ への2件のコメント

  1. ヒロロン より:

    講演会のこと、伝えてくださりありがとうございます。
    私も最初に知ったときは衝撃でした・・・
    あまりにも情報がないので、誰も疑問を持たないのですよね。
    良い点・悪い点しっかり知った上で、選択できると本当によいと思います。

    それにしてもあんまん美味しそうですね~(*^_^*)

  2. kyochan より:

    ヒロロンさん、早速のコメントありがとうございます。

    マイナスの情報が伝えられていない事実を、身近な友人から伝えていきたいと思っています。こちらこそ、その機会を提供してくれたヒロロンさんに感謝です。

    あんまんも肉まんも手作りは素朴な味です。簡単なので、今度一緒に作ってみませんか?成形がなかなかきれいにできないのですが・・・。

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