今日は双子の一人、Kの担任であるH先生を紹介したいと思います。
先月、保護者との懇談会で、先生から日々の取り組みについての話を聞いて、とても印象的だったことが2つありました。
一つは、子供たちが提出する宿題へのコメントです。
Kは小学5年生で、漢字練習の宿題がありますが、きれいに書いて来る子もいれば、そうでない子も多くいるそうです。それに対し、先生は「せっかくやって来たことに対して、汚い字でも√(ピン)はしたくない。そこで、何とかきれいに書かれている字を見つけて○を付け、『これ良いねえ、こうやって書こう』とコメントしています」と教えてくれました。
聞いている私は、心がぽあ~と温かくなりましたし、他のお母様がたも、そんな先生を微笑んで見ていました。
マイナスではなく、プラスに焦点をあて、そこをほめて伸ばす・・・とても素敵な姿勢だと思いますし、私が大切に思っている自己肯定感を育むことと共通しているなあと嬉しくなりました。
もう一つは、「学ぶことの楽しさ」を伝えようとしていることです。
懇談会資料のプリントには、
・考えることは楽しい
・解決するとなお楽しい
と、先生の考え方が書かれていました。
自分自身で考え、答えを出すという過程を大切にすれば、子供たちはその楽しさを味わえ、意欲も引き出される、という意図も説明していただきました。
私は今、保健センターなどで働く保健師の役割を学ぶ看護学生の実習に関わっていますが、本当にその通りだと思います。
「単位を取るためだから仕方ない」とやらされている感が強いうちは、学びは少ないのですが、地域で看護することの面白さに気がつき、「もっと知りたい」と自ら求め始めた時、学生たちの学ぶスピードはぐんぐん伸びていきます。
学生指導という仕事を通し、教育とは教え込むものではなく、学生の内にある、学びたいという意欲を引き出すことではないかと、気づかせてもらった気がします。
さて、のんびり屋でマイペースのKですが、H先生がKの良さをほめて関わってくれていることもあり、何事にも積極的にチャレンジするように変化してきました。25日の終業式には5年生の代表として、夏休みに向けた思いを全校児童の前で発表することになり、あまり得意とはいえない作文に取り組んでいます。
発表の結果はどうなるか分かりませんが、挑戦してみようというやる気を引き出してくれたH先生に、心から感謝しています。
中山峠で撮った空です。風はそれほど強くなかったのですが、面白い形の雲が撮れました。
ここではお初です。
K君と同じクラスの近所のしょうママです。
わかりますか~?
K君の成長、素晴らしいですね。
読んでいて心がとてもあったか~くなりました。
できない所をやれやれ!と言われるよりは
できている所を誉めてもらった方が嬉しいし、
もしかしたらできない所もやってみよう!という
やる気にもつながるかもしれないですよね。
私はどうかな~・・・?
今までの自分を振り返るチャンスを
与えていただけたように思います。
またちょこちょこ、こちらにお邪魔させていただきますね。
素敵な夏休みになりますように~♪
しょうママさん、もちろん、すぐに分かりましたよ。嬉しいコメントありがとうございます。
思っていることを文章にまとめるのは、なかなか大変ですが、皆さんに読んで頂けたり、コメント頂けることで、
私も続けて書いてみようと言う気持ちになれます。
これからも、日々の気づきを伝えていきたいと思っていますので、お時間ある時には覗いてみて下さいね。
先生の子供たちに対する思いが伝わりました。私も早速見習いたいと思います。 息子の今年からの担任が、子供に対しての思いの伝え方や、接し方など心配なことがあり、H先生のような先生がたくさんいるといいなあ^^。
先生と子供の相性ってありますよね?
親にできることは、子供の気持ちをじっくり聞いてあげることかなあと思っています。
親が見守ってあげていれば、子供には頑張れる力があると信じています。
そーですね!見守って行こうと思います。今日も暑い。><
はじめまして。
小学生女児を持つ母です。
バレーボールをやっている我が子をやる気にさせる方法をネットで探していて、
このブログを見つけ、拝見させていただきました。
常に頑張ってバレーの練習に取り組んではいるのですが、
他の子に比べ欲がなく、いつもコーチに怒鳴られている我が子。
マイペースな我が子なりのペースな事は分かっている。
でも、意欲を掻き立てるため、上手になって欲しいという意図から
強い口調でいつも怒鳴られて、それに立ち向かうでもなく下を向いてしまう
我が子の気持ちを強くさせ、なんとか前を向かせてあげたい・・・と、
沢山の書籍も読みました。
どの書籍にも、「褒めてあげる事」と。
しかし、私の学習も長くは続かず、
本人は声を出しているつもりなのが、周りに伝わる声ではなかったり、
頑張ってボールを追いかけているつもりが、周りには頑張っている様には見えず、
本人の「やっているつもり」が、周りの人には やっている様には伝わらない。
本人が「つもり」なら、気づかせてあげなければと、
始めは やさしい口調で、それが いつまでも変わらない我が子に、
いつしか「なんで いつまでもそうなの!」となってしまっている日々です。
子供の自身を喪失させているという理屈は分かっているのですが・・・。
なんとか、頑張り方を知って、頑張ることによって得られる楽しさを味あわせてあげたいという気持ちが先走ってしまうのです・・・。
同じ家に住んでいながら、会話の出来る時間もありながら、
交換日記でもしてみようかと考えていますが、どうでしょうか・・・。
口には出せない沢山の言葉も、手紙なら言い合えるかな・・・って。
ykママさん、はじめまして。
ykママさんは、たくさんの本を読んだとのこと。そして、どの本にも「ほめることが大切」と書かれてあったのですね。
「最初はほめられても、長くは続かない」と多くの方から聞きます。
頭で分かっていることと、できることは違うようです。それで多くの方が悩んでいます。
子どもをほめるのには、まずはご自分をほめることから始めてみてはいかがでしょうか?
それが身に付いて行くと、自然にお子さんの良さをほめられると思いますよ。
交換日記も、お互いにほめ合うような内容だと、楽しくできるかもしれませんね。