夏休みが始まり、3度の食事作りが大変なのは、どこのご家庭でも同じかと思います。
特に暑い日は、キッチンに立つのがしんどいですよね。「それでも、頑張って作っている私は偉い!」と自分を褒めながら、過ごしている今日この頃です。
成長期の子供たちは、とにかく、よく食べ、お腹が空くのが早いなあと実感する毎日。
以前、その事を友人のSちゃんにぼやいたら、良い話を教えてくれました。
「勉強ができるけれど気力がない。」
そんな悩みを抱える親子が訪れる、東京の心のクリニックでの様子が、ある会報誌に載っていました。
そのクリニックの院長先生は「子供の心が見えていますか?お子さんを褒めていますか?」と親に聞いているそうです。
親が「この前、テストで95点取ってきたので、すごいね、やればできるじゃないと褒めました」と答えたとき、
院長先生は「やればできるという言葉はいらない、『すごいね、お母さんは嬉しい』だけでいい、あるいはそのテストを貼ってあげるだけでいいんです」と伝えたそうです。
そして、褒めるとは、条件をつけずに認めること、とも書かれていました。
たとえ、良い結果が出せなくても(95点という点数はちょっとハードルが高いですよね)、勉強していること、その姿勢を褒めるだけでも良いのではないかと私は思いました。そうすることで、結果的には良い点数に繋がって行くのではないでしょうか?(希望的観測です)
そして、この院長先生は5つのことだけしっかりしていれば良い、と話を結んでいました。
それは
1.朝、「おはよう」と自分から起きてくること。
2.「おなか好いた、ご飯」と言うこと。
3.お昼も「ご飯まだ?」と言うこと。
4.夕方「ただいま、おなかすいた」と言うこと。
5.夜に「おやすみ」と言って寝ること。
このことが、しっかりできている子は、ぶれないそうです。
何だかとてもほっとしませんか?うちの子供たち3人は、みんな合格です(笑)
まだ、20日程ある夏休み、食事作りをせかされた時に、いらっとせずに、「うちの子はぶれない、大丈夫」と微笑んで、料理ができたら良いなあと思っています。
子供にせがまれて、作ったオムライス、パセリは自家製です。子供は大喜びして、食べてくれました。