更年期さん、ありがとう♡

2016年も残すところ後わずかとなりました。あなたにとって今年はどんな1年でしたか?
私にとっては、忘れかけていた夢が叶えられた記念すべき年になりました。

いつの頃からかは覚えていませんが、私は「保健室の先生になって子どもと関わってみたいなあ」と思っていました。でも、確実に就職できることを考え、看護学校に進み、そこで看護の面白さに惹かれ、保健師、看護師など看護の仕事を続けているうちに、自分はずっとこの道を進むんだろうと思い込んでいました。

そんな私が昨年、更年期の不調で看護系の仕事を辞め、「これからどんなことができるんだろう?」と方向性が見えないまま1年ほど過ぎた頃、偶然?児童会館のパート募集のチラシを見つけました。「大好きな子どもと関わる仕事なら、今の私でもできるかもしれない」と思い立ち、すぐに履歴書を提出し、面接。そのチラシを見つけてから1ヶ月経たないうちに、今の仕事を始めることになりました。

仕事を始めて感じたのは、子ども相手の仕事は、予想以上に体力が必要なこと。
小学校低学年の子どもたちの中には、突然、背中におぶさってきたり、「抱っこして~」と甘えてきたり、さりげなく膝に乗ってきたりする子もいます。幼児とは違い、それなりの重さの子どもたちなので、若くない?私にはちょっと負荷がかかります。

でも、大きくなった自分の子どもたち(20歳の娘と16歳の双子男子)とはもう、そんなスキンシップが取れない私にとっては、嬉しい悲鳴でもあるので、できる限りその要求に応えています。そうすると、帰宅して家に着いた頃には体はヘトヘトに。しばし休息しなければ、台所に立つことができない日もあります。

それでも、心は子どもたちの笑顔に触れた満足感でいっぱい。子どもたちの笑顔を思い出して、幸せな気持ちに包まれます♡
(時には、やんちゃ盛りの男の子たちに、憎まれ口を言われて、内心穏やかでない日もありますが!)

1年半程前、更年期の症状が辛かった頃、「軽いまま過ぎる人もいる中で、どうして私はこんなに辛いの?」と更年期を恨んでいた時期もありました。でも、こうして過ぎてみると、それがあったからこそ、子どもと関われる今の仕事に巡り会えたんだなあと、「更年期さん、ありがとう」と思えるようになりました。そして、そんな風に受けとめられると、体調も上向き、徐々に内服している漢方薬の量も減ってきています。

今年の5月に50歳になり、夫に「半世紀おめでとう!」と言われてから、残りの半世紀弱?の生き方を意識することが多くなりました。新しい仕事も始め、心機一転。これからは「頑張る生き方ではなく、顔晴る(by斎藤一人さん~銀座まるかん創設者で納税額日本一の実業家)毎日を送ろう」と思うこの頃です。

天真爛漫な笑顔を見せてくれる児童会館の子どもたちにも「ありがとう♡」の気持ちです。
子どもたちの元気いっぱいなエネルギーのお陰で、雪深く寒さ厳しい冬も、乗り越えて行けそうな気がしています。

では、ブログを読んでくださっているみなさん、良い年の締めくくりを!また、来年、お会い?しましょう。

会館の冬祭りのゲームのために、私が作ったツリー型の輪投げ。段ボールを積み重ねて作りました。子どもたちが楽しそうに遊んでくれたので、嬉しかったです♡
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