私は双子の母ですが、三つ子の母である二人の友人がいます。
双子でも十分大変なので、三つ子のお母さんの話を聞くたびに、本当に頭が下がります。
双子が1歳半を過ぎたころから4年ほど、夫の仕事の関係で、東京に住んでいたことがあります。
道産子の私が東京に引っ越して、すぐに入会したのは、地域にあった多胎児サークル。
多胎児育児については情報が少なく、その上、知り合いのいない私にとって、サークルは救いの場でした。
同じように育児に奮闘している仲間がたくさんいて、会って話すだけで、元気になれました。
そのサークルで知り合った三つ子のお母さんのSさん。
ある日、Sさんに「三つ子ちゃん連れての外出は大変でしょう?」と話かけた時、「双子の方が大変だと思うよ。だって、一緒に抱っこできるからしなくちゃいけないでしょ。三つ子は一度にできないから、あきらめられるもの」と言ったのです。
思わず目が点になりました。ずっと大変であるはずなのに、そういう見方ができるんだとびっくり。
できないことに焦点を当てるのではなく、自分ができることをしていくと、前向きに考えられているSさんは、さすがだなあと感心しました。
もう一人の友人は保健師学校時代の友人、Hちゃん。
私のブログを読んで、家庭の中でほめ合うことをはじめたというHちゃんから、素敵なメールがきました。
三つ子の中でも一番行動が遅く、マイペースで、小さい頃から親に言われることが多かったSくん。
学校でも同じことを注意され、このままでは自己肯定感が低くなってしまうと心配し、注意の後でフォローするように心がけていたそうです。
そのSくんが、「家族の誰でも良いからクリスマスカードを書く」という授業の中で、お母さんに向けたカードに
「ぼくたち3人を産んでくれて、ありがとう」と書いてあったと言うのです。
Hちゃんはこのカードを見て、「産んでくれて、ありがとう」は「生まれてきて、よかった」という、今自分が存在していることへの究極の自己肯定感だと、とても安心したそうです。
Sくんは今、小学校2年生。いろいろ注意されても、きっとお母さんの思いを彼なりに受けとめられていたのですね。
そして、Hちゃんのフォローも良かったんだと思います。
Hちゃん、毎日頑張っているかいがありましたね。素敵なエピソードを教えてくれてありがとうございました。
家庭の中で、あらためてほめたり、感謝したりは普段できないかもしれませんが、年末という節目に、日ごろの思いを伝え合ってみたらいかかがでしょうか?きっと嬉しい気持ちで新年を迎えられるはずです。
先日、中3の娘のピアノの発表会が無事?終わりました。これからは受験に向けて努力して欲しいなあと思っています。
こんにちは。家族で褒めあうこと、本当に大切。いつもきょうちゃんの子どもたちはまっすぐで素直で感心していますが、三つ子のSくんの自己肯定感が育っていること、めちゃめちゃ感動しました。Hちゃん良かったね!とメールしようと思います。
昨日からお正月休み。たった6日間ですが、家族と美味しい時間を過ごそうと思います!
naoさん、早速読んで頂き,コメントをありがとう。そして、子供たちの素直さをほめてもらい嬉しいです♡
どうぞ,ご家族で楽しく美味しい時間をお過ごし下さいね。