何かと気忙しい師走、そんな中、始まってしまった!子供たちの冬休み。
昼食作りも毎日の家事に加わり、メニューに頭を悩ませることもあるのではないでしょうか?
正直、私もちょっとため息モードでした。
その時、ふとある日の食卓の出来事を思い出し、気持ちを切り替えることが出来ました。
数週間前、食卓の準備が整い、席に着いた小5の双子の一人Rが
「いやー、食事の時間は良いねえ。幸せだよねえ、そう思わない?」と満面の笑みを浮かべて言ったのです。
その日は普通のお昼ご飯、特別のごちそうではなかったと思います。
ただ、子どもの笑顔とその言葉がとても嬉しくて、準備した私も、作って良かったなあと幸せな気持ちになれました。
以前このブログで紹介した、助産師で思春期相談員をされている内田さんの講演会の話も頭に浮かびました。
中学生が妊娠して、産むことを希望。それに対し、母親が「まだ育てるのは無理だから、産むのをやめなさい」と言ったところ、娘は「あんたなんか、ご飯も作ってくれなかったのに、何を偉そうに言っているの」と反論したそうです。
内田さんは、多くの思春期相談を受ける中で、毎日の食事が子どもに与える影響の大きさを痛感していると話していました。
ごちそうでなくても、お母さんが作ってくれる、その食事が、心の栄養に繫がるのかもしれません。
今、「食育」という言葉をよく耳にしますが、この言葉の起源は明治、食養医学の祖とされる石塚左玄の「科学的食養長寿論」(1896年)の中に出てくると、道新の卓上四季に書いてありました。この意義を広めようとジャーナリストの村井弦斎が1903年(明治36年)に新聞連載小説で「食育論」を展開、「小児には徳育よりも知育よりも体育よりも食育が先」とその重要性を歌にもしているそうです。
ずいぶん昔から食の大切さは言われていたのですね。
確かに私たちの体は、食べることで生かされているのですから、その通りかもしれません。
ですから、毎日毎食は大変かもしれませんが、自分はとても大切なことをしているという自負を忘れず、「私は偉いなあ」と褒めながら、食事を作ってはいかがでしょうか?その思いが料理に伝わり、いつもより更に美味しい出来上がりになるかもしれないですよ。
これはRの家庭科のテスト、米を使った料理を問われて「ねこまんま」と書き、先生に❓をつけられていました(笑)
私、ねこまんまは作っていないのですが・・・。子どもって面白いですねえ。
こんにちは!お久しぶりです^^2年以上前に実習でお世話になっていたMです^^覚えていますか??パソコンから離れた生活をしていたので、久々にblogのぞかせてもらいました!!
お元気そうでよかったです!今度お時間があればぜひお会いしたいです^^
最近落ち込んだりしていたので食事に関して少し適当になっていました・・・気をつけなければ。
Mさん、もちろん覚えていますよ♡
忙しい中、ブログを読んでもらって嬉しく思います。
落ち込んだときこそ、栄養のある食事をして、元気をチャージして下さいませ。
また、一緒に簡単レシピのクッキングできるといいですね。
こんにちは。
食事作りについて、私もまさにそう思います。
先日、病院で一緒に診察待ちをしていた小学2年生の息子が、ぽつりと「僕、幸せ」と言いました。何が幸せと思うのかを聞くと、「うんとねぇ」と考えながら、こう答えました。「毎日おいしくて体にいいごはん食べられて、あったかい布団に寝れて、あと、お母さんとお父さんとおばあちゃん(同居中)が優しいから」。それを聞いて私は、この年齢にして何気ない日常を「幸せ」と感じることのできる息子の感性に感心すると共に、先日子供達が学校からもらってきたPTAのプリントを思い出しました。それは小学校低学年と高学年それぞれに「親にしてもらってうれしかったこと」のアンケート結果が載っていました。ベスト3までの結果が載っており、両学年とも第1位は「ほめられる」、そして、高学年の第2位は「ごはんを作ってくれる」でした(ちなみに低学年は「だっこしてくれる」)。この結果から、また、息子が「幸せ」と感じる第一声に「毎日のごはん」を挙げていることから、子供にとって親が作るごはんを食べるという行為は親の愛情をダイレクトに感じるものなのだなぁ、と感じました。決して豪華である必要はなく、「親が自分のために作ってくれた」というところが大切なのでしょうね。
我が家も冬休み中、三人の子供達の昼食作りがありますが、これらの出来事を胸に、豪華ではなくても子供達のことを思ってごはんを作っていこうと思います。
hiroぱんつさん、コメントありがとうございます。
息子さんの一言、本当に素晴らしい感性ですね。
きっと、毎日のご飯に、愛情をたっぷり感じているのでしょう♡
ほめ日記の方はいかがですか?
わが家も、冬休みの私からの課題として、小5の息子たちに書かせています。
何か良い行いをする度に、「これ日記にかけるなあ」とほめることを意識するようになりました。これからの子どもの変化を楽しみにしています。
何かと気忙しい冬休みですが、お互い食事作りに励みましょうね!