北海道洞爺湖のほとりの小さな町・月浦にある、宿泊設備を備えたパンカフェ『マーニ』
そこを訪れるお客さまと月浦の自然が描かれた映画『しあわせのパン』を観てきました。
洞爺はよく家族でキャンプに出かけるお気に入りの場所。新緑の草原、紺碧の湖、一面を埋め尽くす真っ白な雪景色。
月浦の美しい四季の風景を背景に、登場する人々の生きざまと、それに関わる人たちとの心のふれあいが描かれた、心癒される映画でした。特にパン好きの方は必見です。(あまりに美味しそうな映像に、私はお腹が鳴ってしまいました)
私には、そこに行けば顔見知りの仲間がいて、ほっとくつろげるサロンのような『カフェ』ができたら良いなあという夢があります。その夢の実現に向けて、先日、コミュニティカフェ講座を受講してきました。
コミュニティカフェって聞いたことありますか?この言葉に、社会的に確立した定義はないようですが、Hokkaidoコミュニティcafeクミアイでは、『食や文化を通して、地域のコミュニティの場として縁を広げることを目的としたカフェとする』と定義しているようです。
講座ではコミュニティカフェで働いたり、オーナーとして経営している方から、実際の運営や仕入れについて、具体的な話を聞くことができました。また、店舗の見学会もあり、厨房の中まで見せてもらう事ができました。
いろいろと興味深く、貴重な体験ができたと思っています。
ただ、思っていた以上に、現実は厳しいなあというのが、今の正直な気持ちです。
受講者からの「どうしたら開業できるか」の問いに、講師の方は「最終的には、本当にやりたいかどうかが一番大切で、本気になればやれないことはない」と答えていました。
私は今、月に1回程度、ワークを開催し、自分を見つめ仲間と交流できる場を提供していますが、将来的には、日常的に集える場として、『カフェ』があれば良いなあと思っています。
来月はリーダー会員さんとほめ日記の勉強会を行いますが、先日、訪問看護師をしているYちゃんから
「セパに来ている皆さんと過ごす時間が、生きる肥やしになっているのが実感できるので、是非参加したい」と、仕事をお休みして勉強会に参加するとのメールが届きました。
ワークに参加して心身をリラックスさせるだけでなく、そこで出会った方との心の交流ができているんだなあと、とても嬉しい気持ちになりました。
『しあわせのパン』の映画の中に出てきた「ひとりではできなくても、ふたりならできることがある」は、まさにその通りだと思います。うわべだけの付き合いではなく、温かい心の交流を持てる人がいることが、幸せに、そして強く生きることに繫がって行く気がしています。
いろんなハードルをクリアして、私もいつかは、素敵な仲間が集える『カフェ』をオープンさせたいなあと思っています。
映画に出てきたカボチャのポタージュが食べたくなり、作ってみました。パンももちろん手作りです。
美味しいは幸せですね♡