天職探しの鍵は・・・

ようやく雪解けが進み、暖かな春の陽射しを感じられ日も多くなりました。

新年度は進学、就職など、新しい場所でスタートされる方も多いことでしょう。

ところで、皆さんは、自分はどんな仕事が向いているんだろう、天職って何だろうと考えたことはありますか？

私は時々考えます。本当にやりたいことは何だろう？と。

よく耳にすることとして、「好きこそものの上手なれ」ということわざがあります。

自分が好きなことを仕事にすれば、好きなことだから頑張れるし、その結果、ますますそのことに磨きがかかってくるのは確かだと思います。

でも、好き＝仕事はちょっと難しいのではと思っていたところ、情報誌のオントナに参考になる記事を見つけました。

それは、歌手の中村あゆみさん（私は「翼の折れたエンジェル」の歌が大好きです）へのインタビュー記事で、そこには天職を見極める彼女なりの指標が書いてありました。

自分が好きであること以上に、”誰かの笑顔”に鍵がある。例えば、自分の料理を美味しいという笑顔が見たくて、精一杯作っているなら料理が天職かもしれない・・・。

中村さんは10年程音楽活動を休み、一度はカリスマ主婦を目指したようですが、今は歌が天職として、活動を再開し、多くの人を笑顔にしているようです。

なるほど、自分が誰かを笑顔にできることは何かを考えることが、天職を見つける鍵となるんだあと、納得できました。

そして、私が人を笑顔にさせられるのは何かと考えた時に、美味しい料理を作った時の子どもたちの笑顔と同時に、自己尊重トレーニングのワークショップに参加された方の笑顔を思い出しました。

努力しているのに、なかなか上手くいかないことで、自信をなくしている方が、ワークの中で、「自分は自分で大丈夫、自分の命は、この世の中でたった一つのかけがえのないもの」と気づいた時に見せる、キラキラと輝いた素敵な笑顔。

そして、ほめ日記の実践により、自分のことを肯定的に受けとめられるようになることで、家族や周囲との関係が良くなり、毎日が幸せに感じられると嬉しそうに伝えたくれた時の笑顔。

その笑顔を思い出すと、私も幸せな気持ちになり、体がポカポカしてきます。

個人的な都合で3ヶ月間、お休みしていたワークですが、4月からまた、再開します。

一人でも多くの方が、自分の良さに気づき、笑顔でいられるように、その場を提供し続けていけたらと思っています。

先日、娘の所属する合唱部の演奏会がありました。お客様に喜んで頂こうという素晴らしいステージに感動。

写真はその時に友人から頂いたアレンジメント。歌声も花も人を幸せな気持ちにしてくれますね。