ほめ日記で元気になったYちゃん

前回のブログから1ヶ月余り、季節はすっかり夏になりました。この暑さで、体調など崩していませんか？

今回は、ほめ日記を続けているうちに辛い症状が改善し、薬がいらなくなったYちゃんを紹介したいと思います。

Yちゃんとは、昨年５月、札幌市の生涯学習センター、ちえりあで開催した『ほめ日記』講座に参加してくれた縁で出会いました。Yちゃんは毎週1回、５回コースの講座に皆勤賞で出席。私が出す毎回の課題（例えば、家族をほめてみましょう！など）も、しっかりと取り組んでくれました。そして、講座修了後にも、私が地域で月1回開催するワークショップに参加しながら、ほめ日記を続けていました。

Yちゃんは私と同じアラフォー？世代。10年程前に子宮がんで手術を受け、手術は成功したものの、その後メニエール症状（一般的にはめまい、耳鳴り、難聴）に悩まされ、車の運転もできなくなったそうです。また、数カ所の病院に通院し、3種類の薬を服用しなければ過ごせない程辛かったようです。

その当時を振り返り、「あの頃は、具合の悪い自分の体をいつもいつも責めていたと思う」と教えてくれました。

そんなYちゃんでしたが、ワークショップで自分の体の働きに感謝する、自分の良さをほめることと平行しながら、ほめ日記を続けて行く間に、症状が改善し、今では薬を飲まずに暮らすことができていると言うのです。

もともと、優しい雰囲気で笑顔が素敵なYちゃんでしたが、会う度ごとに、内面の輝きが増し、ますます笑顔がキラキラしてきています。そんな彼女を見ると、自分をほめることで得られる効果の大きさに改めて驚かされています。

今、何か心や体に不調があり、辛さを感じている方は、是非、希望を持って『ほめ日記』を書いてみて欲しいと思います。私たちの命は奇跡の連続で生まれてきています。そして、命は肯定されることで、生かされ、輝いてきます。

Yちゃんのように、薬がいらなくなる程の効果が得られないとしても、悪いところ、辛い症状を「だめだ、だめだ」と責めているよりも、そんな症状を持ちながらも頑張って働いてくれている自分の体に感謝の思いを向けられるようになると、体や心に良い変化が起こって来るはずです。

3年程、ワークショップを続け、多くの方が本来の自分を取り戻し、元気になる姿を見せて頂き、そう実感しています。

実は私も、今、お年頃？のせい（俗にいう更年期）で、時々体の不調を感じています。でも、「こういう時こそほめ日記」と自分を励まし、今まで以上に、自分ほめに取り組んでいるところです。

『ほめ日記で更年期克服！』そんなタイトルの本を出版できたら、ヒットするかしら（笑）

先日、久しぶりに近くの円山に登り、森林浴で心も体も癒されました。自然の力、素晴らしいですねえ