空の巣症候群？

毎日暑いですねえ。じめじめと湿気が多く、少し動くと汗がダラダラ。そんな中、とうとう子供達の夏休みが始まりました！

毎回、長期休みが始まると、食欲旺盛の双子男子のお昼ご飯のことを考え、ブルーな気分になりますが、今年はちょっと違っています。それは先日、空の巣症候群（子供が独り立ちする時期に、家庭という巣に取り残されたような空虚な気分になり、無力感や不安感に襲われる症状）のプチ体験をしたからです。

私が仕事で忙しかった６月中旬、子供達は３泊４日の修学旅行へ行き、数日家にいませんでした。
旅行前は子供のいない自由な時間が待ち遠しく、「仕事の後の時間に何をして過ごそうか？帰りにふらりと居酒屋で一杯！なんていうのも、やってみようかな？」などと考えてワクワクしていました。

ところが、いざ、子供達がいなくなってみると、状況は違いました。
初日は、夫が家で夕食をしたのでそれなりに作りましたが、２日目、３日目は夫が不在。私は、一人分の食事を作る気にならず、そうかと言って出かける気力もなく、なんともいい加減な夕食に。あんなに楽しみにしていた一人時間も、仕事の疲れもあり、ダラダラと過ごしてしまいました。

今までは双子達が不在でも、娘が家にいたので、全然寂しさを感じませんでした。というよりも女子２人の時間を楽しんでいました。でも、今、娘は４月から大学に進学し、家にはいません。
振り返ってみると、子供が誰もいない夜を自分の家で過ごすのは、初めての経験でした。

一人っきりで過ごす夜の時間は静かすぎて、想像以上に寂しく、何だか落ち着きませんでした。
それまでは、子供達が巣立ってくれたら、家事も楽になって、自由に過ごせるだろうなあと楽しみにしていましたが、それは間違いだったことに気がつきました。

子供達と一緒に過ごせるのも、後、数年しかない。それが実感として分かったので、最近は、子供達と一緒に過ごす貴重な時間を大切にしたいと心から思えるようになりました。

運動系の部活に所属していた中３の双子は、中体連が終わって部活を引退し、体を持て余している様子。
勉強があまり好きとは言えない２人が、長い夏休みをどう過ごすか？ちょっと気がかりですが、子供達とできるだけ楽しい時間（美味しい時間？）を一緒に過ごしていきたいなあと思います。

８月中旬には、京都から娘がようやく帰省し、久しぶりに家族５人が揃います。洗濯も食事作りもいつもより大変になりそうですが、家族で過ごせることに感謝しながら、何とか暑い夏を乗り切っていきたいなあと思うこの頃です。

みなさんはどんな夏休みになりそうですか？

上を向いて青空を見ながら、毎日楽しく過ごせると良いですね♡