子供と暮らせる残り時間

いよいよ今年も残りわずかとなり、なんとなく気ぜわしい毎日です。みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

我が家では、先日、双子男子が15歳の誕生日を迎えました。
15年前のあの日、私は、予定の帝王切開で手術に臨んだものの、なかなか麻酔が効かずに、半べそに。その後、無事に産まれたことに安堵して、また涙。そして、『人生最大の(1週間早いけれど)神様からのクリスマスプレゼント』と、大喜びし、双子を授かったことを心から感謝していました。

でも、双子育児は想像していた以上に大変で、30代半ばの私には、体力的にきつく、何度も逃げ出したい気持ちになりました。
夜間の授乳でほとんど眠れない夜を過ごした翌日は、寝不足でフラフラ。そんな疲労がたまったせいか?双子が1歳を過ぎた頃に、インフルエンザにかかり、高熱は出るし、体の節々は痛むしで、本当に辛かったです。

双子が歩き出し、公園で遊ぶようになってからは、他のお母さんのようにゆっくりおしゃべりを楽しむこともできず、動きの多いRは迷子になることが度々あり、ハラハラドキドキ。

そんな毎日に、育児を楽しむ余裕などなく「子供たちが早く大きくなって、楽になりたい。自分の自由な時間を過ごしたい」と心底願っていました。

ただ、今になって振り返ると、「毎日大忙しで、時間のゆとりはなかったけれど、小さかった子供たちは可愛かったなあ」と懐かしく感じられます。
そんなことを思い出しながら、「15年という月日は、思った以上に早かった!」と過ごした誕生日の1日でした。

我が家にはもう一人、双子より4つ年上の娘(大学1年生)がいて、今年の春、家から離れ、京都で一人暮らしをしています。
娘が離れて実感したことは、こうやって子供たちは、いずれ家からいなくなってしまうんだなあということ。(書くだけで寂しくなります)
しかも双子の一人は、寮生活をする学校へ進学するかもしれないので、来春には家から離れてしまう可能性もあります。
そうやってタイムリミット?が迫っていることを考えると、最近は、一つ屋根の下で一緒に過ごす時間がとても大切に愛おしく感じられます。

まあ、中3という微妙な年頃なので、正直、母親としてどう向き合ったら良いのかと迷ったり、そのことで疲れたりすることもあります。でも、そんな時も、一緒に過ごす時間が残り少ないことを思い出すことで、「できるだけ楽しく、良い時間を子供と共有したいなあ」と思い直せるようになりました。

これから受験を控えた冬休みを迎え、いつも以上に大変になる気がしています。
疲れたり、うまくいかなかったりした時こそ、「ほめ日記」。自分をほめながら、小言は最小限に、できるだけ笑顔のお母さんでいられるように過ごしたいと思うこの頃です。

ブログ読者のみなさん、今年もお読みいただき、ありがとうございました。
どうぞ、良い年の締めくくりをして、新年をお迎えください。

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清水寺のライトアップされた紅葉です。夜の京都もきれいでしたよ♡でも、なにより、娘と一緒に過ごせたことが嬉しかったです。

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子供と暮らせる残り時間 への3件のコメント

  1. 金井奈美 より:

    きょうちゃん
    今年もどうぞよろしくお願いします。娘さんとの京都での再会♪
    15歳の息子さんのこれまでの子育てやこれからの思いをいろいろ感じながら読ませていただきました。
    二つの生まれた命は喜びとともに子育ては本当に大変だったのだろうなあと想像ですが思いました。本当に子育ては逃げ出したくなることも多いですよね。

    私は19歳の家を出た息子一人でしたが不器用な子育てで必死で育てて巣立ってしまいました。離れていても一生自分の子供だからこれからもいろいろあるのでしょうね。でも、更年期なのか?なんだか一緒にいた大切な18年が全然思い出せなくて焦ってます。

    ほめ日記を最近書いてませんでしたがやはり再び書き始めました。

    この前も周囲からの言葉にいろいろ振り回されてしまう私ですが、ふと自分の心の中は私のもの。ふと浮かんできた言葉です。これはほめ日記でいう自尊感情なのかなと傷つきやすい私にとってすごい味方になる言葉でうれしくなりました。そんな近況です♪
    寒い季節ですのでお体どうぞご自愛ください。ゆきめ

    • kyochan より:

      ゆきめさん、お久しぶりです。
      こちらこそ、今年もよろしくお願いします。

      ところで、ご自分の味方になる言葉が、ふと浮かんできたとのこと。良かったですね♡それはほめ日記効果だと思いますよ。
      これからも、ご自分自身を大切にすることを忘れずに、お過ごしくださいね。

      「自分が一番の自分の友達なる」と言ったゆきめさんの話を時々思い出しながら、私もそうありたいとほめ日記を書き綴っています。

      きょうちゃんより。

      • 金井奈美 より:

        きょうちゃん
        お返事ありがとうございます。
        自分の味方になる言葉がふと浮かぶのはやはりほめ日記効果なのですね☆
        ますます日記を少しずつでも継続する気持ちになりました。

        私の話した言葉を覚えていてくださってうれしいです。
        日々いろいろありますが自分に優しく寄り添って生活していきたいです。ゆきめ

        ご自愛くださいね。ゆきめ

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