2学期が始まって10日余り、一昨日、子どもの部屋を掃除していたら、驚くべき物を発見してしまいました。
それは、普段使わないリュックに入ったままの、双子の1人、Kの夏休みの宿題ドリル帳。
恐る恐る中を見たら、もちろん中は空白!私の頭の中も一瞬真っ白になり、何も考えられませんでした。
その後、今度は色んな思いが浮かんできて、心臓がドキドキ。
『宿題は全部終わった、と言ってたのに。だから、映画にも連れて行ったのに、どうして?
始まって1週間が経つと言うのに、先生からは何も言われてないの?
頭ごなしに叱りつけても、きっと黙り込むだけ、どうやって話を切り出したら良いの?』
そんな気持ちを抱えながら、子どもが下校するまでの、5時間余り、余り考え過ぎないように、家の中を掃除したり、所用を済ませるために外出したりして、過ごしました。
そして、Kが帰宅。お友達と遊ぶ約束をキャンセルさせて、話し合う時間を持ちました。
(怒ってはいけない、冷静に冷静に・・・心を鎮め、落ち着いて話さなくっちゃと自分に言い聞かせながら)
「怒らないようにするから、正直に教えて。ウソはつかないでね」と念を押してから話し始めました。
Kは、正直に答えてくれました。
どうしても映画へ行きたかったので、ウソをついてしまったこと。
後からやればいいや、と思っていながら、後回しにしてしまったこと。
提出しなくても、特に催促されなかったので、そのままにしていたこと。
私は
「映画を見たい気持ちはすごく分かるけれど、ウソをつくことはいけないこと。親をごまかせても、自分自身はごまかせないんじゃない?」
「宿題をやらない自分のことをどう思う?好きでいられる?」
と静かに問いかけました。
すると、Kは嗚咽するぐらい、激しく泣き出しました。
その泣き声は、K自身の、自分に悔しい、情けないと言う心の声に聞こえました。
しばらく泣いた後に、Kの気持ちを確かめたくて、今、何か言いたいことがないかと聞いてみました。
そうしたら、途切れ途切れに、
「いろいろと・・・僕のことを・・・気にしてくれて、ありがとう。そこまで思ってくれているのに、僕はちゃんと応えていない」と言ったのです。
私も泣けてきました。
それは、ちゃんと私の思いが伝わった安堵感と、この状況で「ありがとう」と言える、Kの感性に嬉しさがこみ上げてきたからだと思います。
翌朝、いつも寝坊のKが、5時過ぎに目覚ましで自ら起き、自分から、やると決めたドリル帳を仕上げて、元気に登校しました。
Kの心も私の心も、晴れやかで軽やかでした。
週末は、双子のもう一人、Rのサッカーの試合を応援してきました。炎天下の中、汗だくになりながらプレーする子供たちに元気をもらいました。
kは嬉しかったんですね。
こどもと真剣に向き合うこと、
大人には難しいこと。でも大事な、
とても大事なことですなんですね。
yukaさん、コメントありがとうございます。
母の思いが伝わって良かったと思います。小5だから、ちゃんと聞いてくれたのかもしれません。コミュニケーションできる今のうちに、しっかりその機会を作っておきたいなあと思うこの頃です。
お久しぶりです!!みつごの母Sです。覚えていらっしゃいますか?
みつごも、3年生になりました。きょうちゃん、さすがです!!私なら怒ってしまします。今も、冷静に冷静にと思いながらも、頭ごなしに言ってるだけです。。。男の子にとっては、ダメ母のパターンにどっぷりつかってます。
うちも、やったといいやってないプリントやらドリルやらで、先が思いやられる日々です。
うそついて友達同士、イトーヨーカドーに行ったりね(笑)いろいろやってくれてます!!
たくさんお話したいです!!またあとで、ゆっくりブログ読ませていただきま~す。私はミクシーだけでブログ+つぶやいてます。
Sさん、お久しぶりです。もちろん、覚えていますよ。
ふまんじゅうの味も忘れられません(笑)
三つ子ちゃんも3年生ですか?大きくなったことでしょう。
お互い、色々ある毎日ですが、昨日より一歩でも成長できるように、息抜きしながら過ごしましょうね。