11月22日は「いい夫婦の日」。この日の朝、この話題がニュースでも取り上げられ、街頭インタビューで、いい関係を続けるコツを答えてもらっていました。
映像の中で
「思いやりのある言葉をかけ、例えば何か仕事を頼む時には『やってよ』と命令口調で言うのではなく、『やってくれると助かるなあ』というように伝える」(妻の意見)とか、「期待すると腹が立つので、期待し過ぎない」(夫の意見)という声も聞かれていて、思わず苦笑。
その後、61年連れ添ったご夫婦が登場し、ご主人が「良い点を認め合い、欠点には片目をつぶる」という含蓄のある言葉を答えていて、そのインタビューは締めくくられていました。
なるほど、片目をつぶるんですねえ。私はいつも両目をしっかり開いて、夫を見ていたので、これからは今まで同様?長所は両目で、欠点は片目でみるように心したいと思います。(夫はさぞかし、ほっとすることでしょう!)
この「いい夫婦の日」を調べてみると、1988年に財団法人余暇開発センター(現 日本生産性本部)により提唱されたことから始まり、1998年に「いい夫婦の日」を進める会(名誉会長 桂文珍)が設立。翌年より毎年「パートナー・オブ・ザ・イヤー」として有名人が選ばれ、1999年は江口洋介・森高千里夫妻、今年は小原康司・日登美(ロンドンオリンピック 女子レスリング金メダリスト)夫妻が選出されたそうですよ。
夫婦で認め合うといった返答を聞いた時、一年程前に開いた親子ワークの一場面が思い出されました。
奥さんの強い勧めでご主人も一緒に参加されたご夫婦が、照れ合いながらもお互いをほめ合う場面で、隣りにいたお子さんの嬉しそうなこと。今でも、その子のキラキラした顔が脳裏に焼き付いています。
お子さんにとって、大好きなご両親がほめ合う姿は、自分は親が愛し合って産まれてきたと、自身の存在を確かなものとして、受けとめられることにつながるよう思います。
ですから、みなさんも、是非、ご主人の良さをしっかり見て、時にはそれを言葉で伝えてみてはいかがでしょうか。
夫が喜ぶ『魔法の言葉』。それは「あなたと結婚して良かった」。これはかなり効き目があるらしいですよ