いわさきちひろ展へ出かけて

待ちに待った桜がようやく開花しました。久しぶりの青空に、ピンクの花が映えて心はウキウキ。

弾んだ気分で、北海道立近代美術館で開かれている「いわさきちひろ」展へ出かけてきました。

パステル調の優しい色合いで描かれている子どもの絵の数々。ほのぼのした気持ちで絵を見ていると、その中に幼かった頃の、自分の子どもたち?と思うような童画を発見し、胸キュン。今、中学・高校生になった我が子たちですが、いつの間にか私の心は、昔にタイムスリップしていました。「ママ、ママ」と甘えてきた子どもの情景を思い出し、心はホカホカ。

展示会場の一角には、畳敷きコーナーにたくさんの絵本やちひろさんが特集された雑誌などが置かれていたので、靴を脱いで、しばしちひろさんの世界に浸ってきました。

その中で「おかあさん」というタイトルの詩画集を手に取り読んでいると、今度は心にドキッとするフレーズが目に飛び込んできました。(講談社、サトウハチロー いわさきちひろ詩画集)

タイトルは『この世の中で一番』

この世の中で一番 美しい名前 それはおかあさん

この世の中で一番 やさしい心 それはおかあさん

と言う冒頭のフレーズ。

最近の私は、3人育児と家事、パートタイムの仕事に放送大学の勉強等々、やることが多く、あまりの忙しさに優しさが足りなかったなあと、お小言?が多すぎた自分を思い出し、ちょっと落ち込みました。

その時ふと、先日のワークでHちゃんが教えてくれた素敵なエピソードが頭に浮かびました。

ワークの日の朝、Hちゃんは娘さんにあれこれと厳しく叱りすぎたそうです。

何だか「言い過ぎたなあ」とはっと気がついて、「ごめんね」と謝ったら、4歳の娘さんに「いいよ、許してあげる」と言われたと、苦笑しながら伝えてくれました。

そうそう、お母さんだって完璧ではないし、感情的になったり、時には間違うことだってあるはず。だから、気がついた時に、素直に謝ったり、自分の気持ちを伝えられれば良いんだよなあと、普段ワークでもお伝えしていることを思い出しました。

大丈夫、大丈夫。一瞬落ち込んだ心もすぐに復活した現金な私。

忙しいと本当に心をなくし、心が狭くなってきがちですが、そんな時、みなさんはどうしていますか?

自然の中を歩いたり、ちひろ展のような芸術に触れるのも心が洗われますね。

また、親しい友人に、心の内を聴いてもらうおしゃべりも、かなり効果があります。話すことは手放すことでもありますから。

加えて、自己尊重トレーニングのワークに参加されると、心と体が楽になり、心のリセット効果が大きいですよ(笑)。

今月のワークで、みなさんとそんな時間を共有できるのを楽しみにしています。

中1の双子の息子から、「いつもありがとう」と渡されました。嬉しかったです

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