自分に優しいまなざしを♡

とうとう、本格的な冬が到来してしまいましたが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

私は学生指導の仕事が終わり、ほっ。今は放送大学卒業と認定心理士の資格取得を目指し、家事と学業の両立に励んでいます。そんな中、先日娘の通う高校でスクールカウンセラーをしていた方の講演会が開かれたので、参加してきました。

講演の中で、子どもが親から言われて嫌な思いをする言葉が紹介されました。
「勉強しなさい」
「ちゃんとやりなさい」
「(兄弟や友人と比較して)どうしてあなたはできないの」

いかがですか?お子さんをお持ちなら、少なからず言ったことがあるのでは?
私は講演を聞きながら、思わず苦笑い。周りにも、同じような表情をした方がかなりいました。

ところで、こう言われた子どもは、なぜ嫌なのかと考えたことはありますか。

スクールカウンセラーとして多くの子どもと関わった臨床心理士さんは、子どもたちの本音として、
「ただ、勉強さえしていれば、あとは私(僕)のことは、どうでもいいのか?」
「ちゃんとできない気持ちに目を向けてもらいたい」
「比較ではなく、素の自分を分かってもらいたい」
そんな思いを心に抱えている、と話されていました。

子どもから離れて、冷静な気持ちで聞いていると、子どもたちの本音が良く分かるのですが…。
「今まで何度、言ってしまったんだろう。」と自分を振り返り、自己嫌悪。

今、認定心理士資格取得のために、多くの心理系科目を学んでいますが、その中で、自分を客観的に振り返る機会がよくあり、未熟な自分に気づかされて、落ち込むことが多々あります。
先日、そんなことを娘の前で愚痴ってしまったら、高3の受験生の彼女から一言、「できないことでいちいち落ち込んでいたら、私、生きていけないよ」と言われました。

今、娘は、希望する大学を目指して、勉強に取り組んでいますが、模擬試験を受けるたびに、簡単には合格できない現実と向き合っているようです。その中で、できなかったことにフォーカスしていては、きっと、前向きに勉強を続けることができないのでしょう?!できているところに自信を持ち、できていない事はこれからやっていこうと、ポジティブに受けとめ、勉強するエネルギーに変えているのかもしれません。

私は、娘の言葉にはっとし、いつの間にか、できない面にフォーカスし過ぎていたことに、気づくことができました。
ほめインストラクターとして、ワークショップの中で、「行動ばかりほめていると行きづまることがあるので、今、できていなくても、努力しているプロセスや考えていることをほめるように」とお伝えしているのに、あーそれなのに、自分に厳しい目線を向け、できていないことをチェックしてしまっていたようです。反省、反省(汗)

気づいた私は、「落ち込むのは、今より良くなりたい、できるだけいい親でありたいと思っているからだよね、大丈夫、大丈夫。気づいているんだから、少しずつでも良く変わっていけるはずだよ」と自分をほめてみたら、かなり心が軽くなりました。

少し前、みつごママさんからブログにこんなコメントをいただきました。
「やな自分になってるな~と思うと、(ブログを)読みにきています!(中略)
子どもたちも小6になり反抗期に入り、一筋縄ではいかず私の言うことはバカにして、いっちょまえな事ばかり…。ほめ日記、みんなでやってみたら少し変わるかも…。と思いました。」

みつごママさん、コメントをありがとうございました。私からもこの場を借りて、コメントさせて頂きます。

「みつご育てで忙しい中、コメントを書こうと行動できるのは、とってもエネルギッシュです!自分が嫌になったと感じた時に、ただ悶々とするのではなく、自分なりの解決策を見出そうとするのは、成長しようとしている証ですね!さらに、さらに、ほめ日記を実践しようと考えているのは、前向きですね!」

気持ちに余裕があれば、ゆったり構えて、許せることも、忙しい毎日の中ではなかなか難しく、感情的に叱りつけてしまうことは、誰がもみな、経験があるのではないでしょうか。子どもたちが少しでも良くなって欲しい、そんな願望から、時には言い過すぎたりするのも、仕方のないことだと思います。

なので、上手くいかないことがあっても自己嫌悪して自分を責めるのではなく、母親として頑張ろうとしている自分に優しいまなざしを向けて、日々、過ごしていきましょう!自分を優しく見つめられれば、きっと優しい気持ちで子どもたちのことも見られずはずです。
もし、負のスパイラルにはまってしまっていたら、一人で立ち直るのはちょっと難しいかもしれませんが、仲間がいれば大丈夫です。次のワークは11月18日(火)10時から、元気をチャージしにワークに参加しませんか?
みなさんと癒しの時間を共有できるのを楽しみに、心と体を整えてお待ちしています♡

10月下旬、小樽の市場で念願の三色丼を食べてきました。豪快な盛り付けに食べ盛りの中2の双子男子も大喜び。嬉しそうな子どもの顔を見ながら美味しいものを味わって、とっても幸せな気分になりました♡みなさんはどんな時に、幸せを感じていますか?

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