暑い夏が過ぎ、ようやく過ごしやすい季節になりました。秋の気配を感じる涼しげな風に、心も体もホッとするこの頃です。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
私は先日、約1年ぶりに、子育て中のお母さんを対象とした講座で「ほめ日記」についてお話ししてきました。
参加してくれたのは赤ちゃんから幼児までのお子さんを持つ、育児真っ最中のお母さん18名。
日頃、自分の時間がなかなか持てない方達ですが、この日は会場である幼稚園にお子さんを預けて、聞いてもらいました。
話したのは、次のような内容です。
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私が「ほめ日記」と出会ったのは今から13年ほど前です。夫の転勤に伴い、道産子の私が東京に引っ越し、手のかかる2歳の双子育児に追われていました。いつもイライラして余裕のない自分に落ち込み、自己嫌悪していた時に、たまたま受講できた公民館講座で「ほめ日記」を知る機会に恵まれました。
「自分を責める思いグセを変えれば、毎日が幸せに変わっていきます」という講師の言葉に、それまで何をしても変えられなかった自分を変えたいと、わらにもすがる気持ちで「ほめ日記」に取り組み、書き続けることで、楽になれたのです。
書き始めて10日を過ぎる頃には、心が軽くなり、今まで気がつかなかった道端の小さな花に目を留めるようになったり、青い空をきれいだなあと感じる心のゆとりを取り戻していました。そのおかげで、子供を叱ることが減り、おおらかな心で子供を見守ることができるようになり、生活の中で「楽しいなあ」と思える時間が増えて、幸せを感じられるように変わっていきました。
「個人差はありますが、2週間ほどで変化が感じられると思いますよ」と講師の方が言っていた通りでした。
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そんな経験談を織り交ぜながら、講座で「ほめ日記」の書き方のコツ等などをお伝えしました。
参加してくれたお母さんからは
「自分の頑張りを分かってもらえないとイライラするのではなく、まずは自分自身が一番の理解者として、自分をほめていいんだと、目からウロコでした」
「ほめて子育てしたい、自分をほめてあげたい、ということがとても難しいと思っていたけれど、もっと身近にさりげなく考えていいのかと思いました」
など、嬉しい感想をいただき、ハッとしました。
今では「自分で自分を認め、ほめてあげることの大切さ」は、私にとっては当たり前のこととして理解できています。
「ほめ日記」に出会う前の私は「自分を厳しく見つめ、反省することで成長できるんだ」と自分を責めていたことに、その感想を読んで、改めて気がつくことができたのです。
銀座まるかん創設者で納税額日本一の実業家として知られている斎藤一人さん。
その著書(『人とお金』サンマーク出版)を何気なく手に取り読み直してみたら、「いいことを教えてもらったら自分がそのことをすると同時に、できるだけ多くの人に教えてあげなければいけない。それを「幸せのドミノ」と呼んでいる。自分のところで止めてしまったら、「幸せのドミノ」が止まってしまう」という一文に目が止まりました。(前回読んだ時には、さっと流し読みしていましたが)
私は「幸せドミノ」っていい表現だなあと思うと同時に、「ほめ日記」を一人でも多くの人に伝えていかなければ、との思いを強くしました。
ということで、しばらくお休みしていたワークショップを、今月(9月28日(水))開催することにしました。
詳しくはブログ「心と体のストレッチ」のトップページ『ワークのお知らせ』をご確認ください。
これまで「ほめ日記」講座や「自分を好きになるワークショップ」で出会った方たちと私は「ほめ友の輪」で繋がっています。「ほめ友の輪」はとっても心地よいものですよ♡「思い立ったが吉日」一度、ワークを体験してみませんか?
これは「中秋の名月」の日の写真です。みなさん、ご覧になりましたか?白く光り輝いてきれいでしたね♡