最期の言葉

GWが終わり、いつもの日常が戻って来ましたが、今年はどんな連休を過ごしましたか?

私は、後半の休みを利用して、道南の桜を満喫して来ました♡
初日は北海道で一番早く開花する松前へ。
桜を愛でながら、その後方に大好きな海が見えるロケーションに、心はルンルン。テンションが上がりました!

翌日は函館の五稜郭公園へ。前日の感動を忘れるくらいの満開の桜に、幸せいっぱいな気分に包まれました。
自分の娘の名前にするくらい大好きな桜を堪能でき、大満足の2日間でした。
(連休中、仕事だった方もいたかと思いますが、本当に頭が下がります。お疲れ様でした。)

さて、本題です。
みなさんは、人生の最期にどんな言葉を言い残したいと思いますか?
そんなことなど考えたことなかった私ですが、北海道新聞に掲載された記事(今年の2月25日、「哀惜」という著名人の死を悼む特集)で、私もそう言い残して逝けたらいいなあと思う言葉が紹介されていました。

それは、1月19日に73歳で亡くなった釧路のジャズ喫茶『ジス・イズ』の元店主、小林東(こばやしあずま)さんが、他界される数日前に奥さんに告げた「やりたいことは全部やった。悔いはない」という言葉です。

この一文を読んだ時、すごい衝撃を受けました。
それまでは、「人はみんな、あれもこれもしたかったと後悔を残して旅立っていくんだろうなあ」と漠然と思っていた私。
でも、そんなことはないんだ。しようと思えば全部やりきることができるんだと、胸がドキドキして来ました。
そして、強く思いました。「私も小林東さんのように、思い残すことなく、全てをやりきって旅立ちたい!」と。

なんだか急にスイッチが入った感じになり、早速、行動を始めました。

まずは、子供の頃からずっと憧れていたハープを始めてみようかと体験レッスンへ。
それまで、見たことはあるけれど、触れたことのなかったハープに触れ、音が出た時には胸が高鳴りました。
レッスンで弾いたのは『きらきら星』。つまづきながらもなんとか弾き終えることが出来、ほっ。

でも、考えた末に習うのはやめることにしました。上手になるには地道な練習が必要でしょうし、うまくできない時には、ストレスを感じるような気もして来たからです。
少し残念にも思いますが、体験したことで、自分には向いていないかも?ということが分かり、それまでの思いを手放せて、どこかスッキリした気持ちです。

そこで、次は20年前からやりたかったもう一つのこと。
こちらは体験へ行ったその日に即決。今月から教室へ通い始めました。とっても楽しくて、心ウキウキ。次の教室が待ち遠しく感じています。それは何かは……今は内緒です。
無事に続けることができ、形になる時が来たら、その時にお伝えしたいと思います。

記事を読んだことをきっかけに、秘かな思いを行動に移してみたことで、こんな風に一つ一つ取り組んでいけば、小林東さんのように逝くことができるかもしれないと、少し手応えを感じています。

人生80年(もう少し長い?)としても、あと残り30年余り。
最期は家族(できれば孫もいてくれるといいなあ♡)に囲まれて、そして、「やりたいことは全部やって、楽しかった。ありがとう」と言って旅立てるような、そんな毎日を過ごしていきたい、行こう!という思いを強くした私です。

みなさんも、何かやりたいと思っていることがあるのなら、思いきって始めてみませんか?

これは5月3日の五稜郭公園の桜です。満開の時期に見られてラッキーでした♡
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