先週末はわが家の双子が通う小学校の運動会でした。ここ数年、天気が微妙で2日に渡り開催されたこともありますが、今年は天候に恵まれて1日で無事終わり、ほっとしています。
二人は二卵性。Rは運動神経抜群、Kは音楽は得意だけれど、体育は苦手です。
運動会前の朝練では、Rはリレー選手、Kは応援団に参加し、当日に臨みました。
そんな2人の徒競走(家の学校ではタイムの近い子同士が同じ組で走ります)の場面。
まずはK。スタートはまずまず、でも、徐々に遅れ7人中最下位でゴールしました。ゴール近くで応援しましたが、まるでスキップでもするような走り、顔を見ると笑顔でニコニコ。全く、のん気でマイペースのKに、家族は苦笑い。
もう一人のR。最初から良いペースで飛ばし、そのまま1位でゴールイン。Kとは対照的に、顔は真剣そのもの。
わが子ながらかっこ良かったです。
あらためて、ふたりそれぞれの個性を実感した徒競走でした。
振り返れば、この2人、出生直後から、全然違っていたのです。
一人は母乳をしっかり飲み、もう一人は母乳よりもミルクを好んでいました。
外で遊ぶようになってからは、一人は社交的ですぐに友達ができましたが、もう一方はマイペースで、一人でのんびり遊んでいたりとか。
最近では、勉強への取り組み方も違い、一人はコツコツタイプ、もう一人は言われてから、ようやく机に向かう感じ。そのくせ、難しい算数の問題には粘り強く取り組む姿勢があったりと、本当に違います。
私には保健師として、現場でたくさんの子供たちや子育て中のお母さんと接した経験があります。
その中で、子供の性格形成には母親の影響が大きいと感じていました。
それは本当だと思います。
でも、双子を産み、育てる中で、元来、持っている個性の方が大きいと思うようになりました。
わが家の双子のように、同じ両親の元、同じような環境の中で育てていても全然違うのです。
ですから、もし、手のかかるお子さんを育てているお母さんで、それが自分の育て方のせいだと責めている方がいたら、教えてあげて下さい。
双子育ての経験のある保健師が、元来持っている個性の影響もかなり大きいと話していたと。
私は、親ができることは、その子の個性を認め、それをどう育んでいくかだと思います。
ヒマワリがカスミ草になれと言われても、無理なこと。
その子自身の持っている物が輝くように、良さを見つけたら、それをほめて伝え、長所を伸ばすと言う関わりをしていきませんか?そうすれば親も子も、もっと楽しく過ごせるような気がしています。
修学旅行から戻って来た娘(お帰りのハグは大成功!)と三角山に登ってきました。初夏の日差しが心地良かったです。
初めてお邪魔します。私も二卵性の双子を育児中の母親です。双子は女児で小学校1年生です。同じように育ててきたのにぜんぜん違うことに同感です。わがままで友達づきあいが苦手でつい意地悪しちゃうAと一歩ひいて状況を見て友達ともうまく付き合えるY。幼稚園と違い小学校では友達とのトラブルを自分で解決せねばならずこれからAが心配です。家でもAとYは仲良く遊ぶより、喧嘩することも多いです。YはAのわがままや勝手な振る舞いにふりまわされて迷惑している感さえあります。それでもAの持っている物が輝くように、良さを見つけ育てていかなければならないと勇気をもらう内容でした。感謝します。
ため息ママさん、はじめまして。
忙しいであろう中のコメント、ありがとうございます。
双子は大変な面もあると思いますが、刺激し合って高められる面も大きいなあと思います。
大変な育児の中にも、楽しみを見つけられると良いですね。
お互い、頑張りすぎずに、自分らしい子育てしていきましょう!