皆さんの好きなコトバって何でしょう?私はお気に入りのフレーズが2つあります。
一つ目は『子は親の鏡』
これに関して、先日のワークでYちゃんが教えてくれた微笑ましいエピソードをお伝えします。
あるスーパーに出かけた帰り、5歳のお兄ちゃんを車に乗せ、次に下の妹さんを抱えて車に乗せようとした時、お兄ちゃんが中からドアを開けてくれた。そこで「ありがとう、優しいねえ」とお礼を言ったところ、「だって、おかあさんだって、さっき、他の子どものくつを拾ってあげていたでしょ」と言う返事が返ってきた、と言うのです。
人に優しく親切にと言うだけでなく、Yちゃんがその行いをすることを、お子さんはしっかり見ていたんですねえ。
やはり『子は親の鏡』です。
だから、自分の子どもが褒められた時,ひょっとして、普段の私を見てその様な言動が取れたのかな?などと、嬉しくなってしまう、それがこのフレーズが好きな理由でもあります。
もう一つは『きょうちゃんはきょうちゃんでいいんだよ』のコトバです。
いつもは元気で明るく、そして自己肯定感を高めるワークショップの中で「人と較べない」ことを伝えていますが、日々悩んだり、迷ったりする中で、人と較べて落ち込んでしまうことも結構あるんです。
そんな時は、ほめ日記をつけて、元気回復を図りますが、それだけではなく、お友達に話を聞いてもらうこともあります。
そう言った落ち込んだ時に掛けられたコトバが、『きょうちゃんはきょうちゃんのままでいいんだよ』でした。
これを聞いた時に、ふーっと肩の力が抜けて、とても嬉しい感情が湧いてきたのを、今これを書きながらも思い出されます。
子育てに詳しい精神科の佐々木正美先生も
「子どもが健康に育つための絶対的な条件は、そのままで良いよと言ってあげること」と言われています。
大人も子どもも、今の自分で大丈夫というメッセージをもらえたら、自分に自信が持てて、より自分の良さが表に出てくると思います。
『私は私で大丈夫、子どもにもあなたはあなたで素敵よ』という気持ちで日々過ごせたら、今までの毎日がもっと楽しくなって来るように思いませんか?
家の近くから撮った秋の夕空です。何だか神々しい気分になりました。